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10/25の講演会へ参加して参りました!
以下は当日のレポというか、自分記録というか。
イベント中は録画・録音等は厳禁だった為走り書きのメモを元に思い出しながら書き起こした物です。
実際の内容と表現等異なる点、内容のヌケなどがあるであろうことをご了解の上お読みいただけると幸いです。かなり長い文章なので全文をお読みいただけるかたは「つづきを表示」をクリックしてお進みくださいまし。
福本先生講演会


んでは、ざわっ・・・といきましょう♪

★講演会ゲスト紹介:
■福本伸行先生→「カイジ」「アカギ」「銀と金」などギャンブルに人生をかける男たちの熱すぎる物語で大人気の漫画家・・・って説明いりませんよね

●佐藤秀峰先生→「ブラックジャックによろしく」「海猿」「特攻の島」などで知られる漫画家。デビュー前に福本先生のところでアシスタントをしていた時代があり、その縁で今回合同講演会となったようです。

▼岩見吉朗氏→「久部緑朗」「義凡」名義で活躍中の漫画原作者。京都精華大学の漫画学部の講師もつとめる。松尾貴史さん似。

最初にこの企画の開催を知ったのはmixi内の福本ファンコミュでの告知でした。
「え?マジっすか???学祭に先生が来るって・・・しかも、うちの母校じゃないですかっー!!!」という感じでこれは行け!と天が呼んでいるんだわー、と早々にチケットをメールで予約。その時点で連れが未定にもかかわらず1人当たりの上限リミット3名で予約・・・後日同じ女子美卒のKちゃんとMちゃんに声をかけて連れに捕獲するものの、二人とも福本作品も佐藤作品も未読らしい。
事前に何かしら予習しておいてもらっておくべきか?と思いつつ当日が来ちゃいました。

新宿を9時前に出発して相模大野へGo! 
学校訪問自体何年ぶりだろう?まさかこんな形であそこまで行く日が来るとは・・・などと思いつつ小1時間程小田急線に揺られて到着。ここからさらにバスで20分・・・やっぱり遠いよー。

Mちゃんは前々から私が福本作品にハマってると話しておいたので、ニコ動などでアカギ系MADを見て基本知識は叩き込んで来てくれたらしい。
Kちゃんはまっさら状態だったけど、漫画家アシ経験もあるので話を聞くだけでも楽しみ~♪とノリノリ状態。

10時ちょい過ぎに学校へバスが到着。つーかバスの中の雰囲気が既におかしいだろ。この雰囲気は夏冬のお台場某所行きバスの空気だろ・・・。

講演会主催側の事前告知では「予約チケットの受け取りと入場整理券配布は校内」「当日券販売は校門前」と言われていたのですが、どうも全員一旦正門前に並ばなくてはいけないらしい。あらら。
急いで列の最後尾に着くとスタッフさんが事前チケットの有無を確認しにやってきた。当日券50枚分は既に完売してしまっていて、あとはキャンセル待ちとなってしまう為その確認も兼ねていたようです。

学祭パンフには両先生のインタビュー記事。
パンフ

「アカギ」の作品説明文がコミックス21巻用の「クリムゾンの館云々~」という妙に詩的なやつをそのまま使ってあったのですが、あの文章だけで作品内容がちゃんと理解出来る人は少ないと思います。(´・∀・`)

そのまま列に並んで待つ・・・待つ・・・ひたすら待つ・・・えーと何時までここにいればいいのかな?既に10時も結構過ぎてますが・・・一応在校生の展示も見たいんですが・・・と学祭パンフを読み時間をつぶしつつもちょっとイラッ☆としてきた頃に列移動で校内へと入れてもらってチケットGET!
黒服さんと白衣のドクターな人がチケット販売担当でした。

お値段3000ペリカです。(嘘。一般料金なので300円でした)
チケット

絵柄は「ブラックジャックによろしく」の斉藤先生Ver.。他に鷲巣様や銀さんがデザインされたチケットもあったそうです。(在校生向け前売り分とかだったのかな?)

時間まではあれこれ学内の展示見学。
相模校舎は作業用のスペースがいっぱいあっていいよねー、杉並校舎は大きな作品を作る時はまず場所確保からだったよねー、なんて話しながら各科を見て回り、開演時間が近づいてきたので会場へ。

チケットを受け取った時に一緒にもらった整理券の番号順に1時過ぎに会場内へ入場。
会場の入り口には講演会の告知ポスターが貼ってありました。
女子美ポスタ-1


割と前の方の番号で入場できたので、席は選び放題だったのですが前方はあまり段差のない会場なのであえてサイドブロック通路脇の座席を選択。視界広々の位置で講演中の先生の姿が見やすそうな席を確保して2時の開始時間を待ちます。
開演までの場内BGMとして「アカギ」のOP/EDや「海猿」のサントラなどがリピートで流されていました。(ニコ動の方での有名MADの使用曲も合間合間に流れてたよん)
待っている間に周辺をチラチラと見ていたらスケッチブック準備率がやたら高いよ。
考える事は皆同じかぁー!!!

席がほぼ全部埋まってから当日券立ち見席の方も入場。
スタッフさんもそれぞれ配置についたようで入場口の扉が閉められていよいよ講演会スタート!(2時開始予定が10分遅れ位だったかな?)

最初に黒服レディからの講演会中に関する諸注意。
「カイジ」のエスポワール船での利根川氏による注意事項説明をパロった内容。
うーん、この先もこういうノリなのかぁ・・・???

さらに入場チケット1枚ごとに違うナンバーが押されているので、それが後々の抽選会の時の自分の番号になる事が発表されました。この時点で客席のあちこちで笑いと共にざわっ・・ざわっ・・と空気が動く。
一応連れの二人には今のパロの説明と妙な雰囲気になってきた事での「引かないで~(>m<。」のフォローを入れる。

場内が暗くなるとステージサイドにいる黒服さんが準備していたPCから福本先生の「アカギ」「カイジ」、佐藤先生の「海猿」「ブラックジャックによろしく」と各作品の紹介PVがスクリーンに映されました。
各作品の印象的なコマを上手く編集したもので短い時間でカッコよく上手にまとめてあったなぁ、という印象。最初の「ざわ・・・ざわ・・・」の文字がスクリーンを走った瞬間、客席からキャーっと歓声!!!
カイジの熱いファンのグループがいたみたいで、カイジのアップになったところでかなりテンションあがってたなぁ。

再び場内の照明がついたところで両先生と進行役の岩見さんが登場。
いや・・・なんかもうお二人がステージにあがった時の歓声と拍手はアイドル並みでしたよ。

向かって左から岩見さん、福本先生、佐藤先生の順番にステージ中央の椅子に着席。
ステージは1段高くなっているので、だいたいの席から支障なく先生たちの姿は見えたと思います。

先生方の服装はこの記事トップのイラスト参照。
福本先生はダークなジャケットと下の鮮やかスカーレットのシャツが眩しい!しかもドリームキングダム帰りですか?と訊ねたくなるようなリング型のネックレスが胸元に輝いてました!!!先生、写真で拝見していたお姿よりもカッコいいですっ!!
佐藤先生はオシャレカジュアルにまとめた感じ。ずっと帽子をかぶっていらっしゃいましたよ。若手の漫画家さん、というと「ああそうだねー」と納得出来るような雰囲気の方でした。

福本先生は終始にこやかで滑舌良くいろいろなお話をしてくれました♪
佐藤先生はもともとシャイな方らしく、しかもかなーり緊張されていたようで時々言葉に詰まってしまったりする場面も。そんな時もさりげなくフォローをするように話を膨らませてくれた福本先生でした。
司会進行役の岩見さんも無駄な事は極力話さず、先生方の言葉を上手くひきだすような雰囲気に持って行く方で講演会全体の流れをコントロールしてくれて非常に雰囲気の良い講演会となりました。ヽ(´ー`)ノ

以下、メモ書きを元におおまかな講演会の内容です。

客席の男女比について岩見さんが「福本先生の作品の傾向から男性のお客さんばっかりかも、と思って来たんですがー」と。
実際の男女比率は2:8位?
女子大ってことを考えても女性率が高かったです。

★最初は福本・佐藤先生の関係の説明。
佐藤先生は現役美大生のときに学校を休学してフラっとした暮らしを始めたそうな。
その時にアルバイト雑誌でたまたま福本先生が『アシスタント募集』をしていたので電話。まだ「カイジ」を福本先生が描く前の時期で、「天」「銀と金」の連載中でとにかく人手がなかった為とりあえず面接する事になったそうです。ただ電話の時点ではシャイな佐藤先生の電話越しにも伝わる覇気のなさから「こいつはダメかな?」と福本先生は思ったとか。
「電話で怒られちゃいました」と佐藤先生。(「オレの漫画を知ってるか?」「読んだ事ないです」って答えたらそりゃ怒られもするわなー)

その面接の時に佐藤先生が漫画の原稿と一緒にカニの絵を描いてきて、それがあまりに見事だった為に即採用。
「とにかく秀峰はレベルが違った」と福本先生はそのカニの絵を見て思ったんですって。カニのトゲトゲ具合とかすごく良く描けてた、と。(福本先生は佐藤先生のことを「秀峰」と下の名前呼びがデフォルトみたい)

採用後は団地住まいの先生のところでアシスタント修行生活。
福本先生はその頃押し入れの上の段を机代わりに使って原稿を描いていたそうです。(確かに広くて使いやすいスペースかも。)
で、部屋が狭いのでキッチンに2段ベットをおいてその上段で寝ていたらしいのですが、台所の生ゴミなんかの臭いの中でも平気で寝起きしてて「スゴイ人だなー」と佐藤先生は思っていたらしいです。なんかカイジでおなじみの風景がリアルに頭に浮かんできたぞ(笑)
福本先生的にも今から思い出すと「非常に貧しい住環境だった・・・」と思う位だそうです。

岩見さんからの「福本先生を福本作品のキャラにたとえると?」の質問には「それは・・・具体的に言うと問題が・・・」とごまかしてました。・・・でもこの言い回しの時点で「アカギ」とか「カイジ」とか主人公サイドと思ってないってことじゃん(^^; 昔のBS番組での現役アシさんたちは「鷲巣」「兵藤会長」なんて言ってましたから、仕事中は結構厳しい先生なのかもしれません。

★福本先生の修業時代。
漫画家を志して「かざま鋭二」先生のところでアシスタント修行を始めたものの画力がおよばず、通常一度採用されたら3~4年は先生のところでお世話になるはずが1年程で「もういいだろ」的に漫画家への道は諦めたら?とプレッシャーをかけられてしまいます。
結局先生のところをやめて自力でデビューを目指しなんと「月刊少年チャンピオン」でデビュー決定!
このことをかざま先生に報告に行ったら、最初先生にはチャンピオンがあのチャンピオンだとわかってもらえなくて、もっとマイナー系の無名雑誌だと思われたそうです。うわー泣くに泣けないエピソードだなぁ。
アシの先輩だった人は福本先生にデビューの先を越されたことにそうとうショックを受けたみたいだった、との事。

先生がアシ先で「才能なさそうだし、諦めたら?」と言われたときに、「でもまだ自分は20才なんだから夢を諦めるのは早過ぎやしないか?」と考えて自分の足で編集部へ持ち込みを続けた、というお話はいろいろ考えさせられますね。
こういう先生自身のベースが後の作品群の主人公たちの生き方に繋がるものになっているんでしょうか。

★福本先生新人時代。
アシスタントから漫画家デビューとなると、とりあえず絵は描けるので「原作付き」になる事が多い。かざま先生のところも絵の上手いアシさんが多かったのでそういう傾向が強かった。だけど福本先生はそういうルートを通れなかったのが結果的にプラス!
自分で読み切り短編のエピソードを何本も考えて描いた事で「物語作り」の基礎やコツが身に付いたと思う、と話されてました。
いろいろな小説を読んだり、山田太一さんの脚本を読んでみたりして研究していって自分なりの方法論を生み出していったそうです。

「原作付き」の漫画家はただ絵を描くだけになっちゃいがち・・・って、隣の佐藤先生が「海上自衛官や医者の話を描かないか?と編集さんに言われてー」というポジションと真逆っ!な点を強力アピール。

チャンピオンでデビューをしたものの、原稿料は賞金程度で漫画1本では全く暮らせなかったので24才頃まではアルバイトしつつの2足のわらじ生活。その頃に「黒沢」のような建築会社で働いてみたりもしたそうです。ようやく漫画家として暮らして行けるようになった頃に思った事は「詰まらない漫画をダラダラ長々と描くよりは年に1本傑作を描ける漫画家の方が凄いっ!」。
先輩漫画家さんの作品を読んでもあまり面白く感じなかった事から来た感覚のようです。
今はさすがにそうは思っていないそうでコンスタントに面白い作品が描ける事も大事だなーと。(自分だって10年もかけて決着のつかない1勝負描いちゃってますもんね)

★佐藤先生新人時代。
一方佐藤先生は2年とちょっと続けた福本先生のアシスタントをやめた後は、アシ時代の蓄えを糧にひたすら投稿作品を描く日々を半年程続けたそうです。(「カイジ」が始まってしばらくしてから福本先生のところをやめ、高橋ツトム先生のところでアシをしていた時代も少しあったらしいです。)その間の投稿入選率は6戦4勝位。作風を変えてエロギャグ4コマを描いた事もあったんだって。(なんか短編集に収録されてるのでヨロシク、って言ってたな。今度読んでみよー)
それでも割と順調に漫画家になれてしまった感のある佐藤先生。
仕事も漫画家仕事以外はしたことないまま来てしまったそうです。

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つづきは 「福本伸行先生×佐藤秀峰先生講演会 in 女子美 その2」 へGO!
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